楽しんできました上廊/赤木沢


2002年8月11日〜16日

日置(記録)・久保・伊和  浜田・伊達(くまごろう)


8/11晴 晩9時半、松本電鉄夜行バスで難波発。
8/12晴 早朝扇沢着。お昼平の渡、奥黒部ヒュッテ3時着。休憩後入渓。
      熊の沢上流500メートルのところ、右岸に30メートル滝有り。
      その対岸で泊。夜間に雨。
8/13晴 朝7時過ぎ行動開始。核心部?や絶景箇所多々あり。立石奇岩手前で泊。
8/14曇 行動考察事項同じ。昼薬師沢小屋着大休止。3時赤木出合、兎平泊。
      夜間は強い雨となる。
8/15雨 赤木沢遡行。
      前夜の雨で水量は水量は3〜5倍となりナメも滝となっておる。
      大水量の中を中を遡行。
      お昼赤木沢−太郎小屋。薬師登頂を止めて折立へ下山(泊)
8/16晴 朝一のバスで有峰口、電車で富山。お昼帰阪の途へ。
      日置は高山線で岐阜の家行。

 行ってみたいと思っていた「黒部」を体験出来喜んでいます。期待して居た通りの自然美、その壮大さを見せてくれました。トラブルも無く全員楽しく山行できました。参加して下さった皆さん有難う御座いました。
長〜い?沢旅お疲れ様でした。


12日
 黒四ダムから平の渡までは結構遠いし?、きつい梯子上り下りも有りました。9時発の渡船を目指したのですが、タッチの差で離岸した後。お陰で?朝からビールタイムとなり、お昼まで大休止。平小屋は新築され9月移転だそうです。旧屋は取り壊しの運命、と聞きましたので記念写真撮って来ました。渡船途中小屋の兄ちゃん(運転手)はルアーでニジマス40センチメートル1匹をゲットしていました。下船先も意外と道悪く(梯子は整備されて居り安全だが、登り下りが多い。)思ったより?は?、、、しんどかった。奥黒部ヒュッテに着き夕食用ビールを買い込み、張り紙を見ると『今年の上廊』、「水量が多く不確定箇所有り、難しい」との警告文。見て居ると小屋のオヤジから「上廊へ行くのか」と問われる。返答すると単独とロープ無しは禁止、と告を受ける。行くなら計画書を提出せよと、求められる。紙1枚でも軽く?なる、、、と喜んで出すと細かくチェックされ、やや強行だと言われる。この計画では、可成りベテランでないと無理との事。しかも空身でザイルを付けて急流を泳渉しなければならず、その時は「上流から下流に向かって泳げ」。「着対岸は手掛かりが無い」。「失敗する人も多い等」、と助言?(脅?)され、更に張り紙以上に、「事故大変論、関わり迷惑論」など細かい注意を受ける。其れまでの情報収集で?、楽観視していたが、一抹の不安を覚える。情報源は経験者の主観の話。自分の目、体で確かめないと、、、と内心(私は払拭に?)努める。今、時刻は3時。まだ早いし疲れも少ないので、計画書より先行し熊の沢迄、行く事にする。(計画書ではヒュッテ近辺で泊としていた。)するとオヤジから「計画書と違う」と、とがめられる。なかなかしっかりした責任感の強い方だと感心。それに逆らい??計画前倒しする訳だから、事故防止には、更に注意を払うを、自身再度確認し、私の持論;「多少の幅は臨機応変にするほうが適切」、と前倒し実行する。私の持論が100%正しいとは言いません。でも計画書の時間から遅れたため、先を急いで目先の対応を疎かにし、事故を起こす実例も有る、、、、。*自然は人間の計画以上の不確定要素を持って居る。人間中心(時計優先=計画書忠実実行)は結構?問題含み、も有ると感じて居る。*自然界では自然の営みに「合わす」のが最善だと思っている。(其れはさて置いて〜と。)装備を付け小屋下から入渓する。まず東谷を徒渉した後、本流へと入る。水は清く可成りの冷たさを感じる。とは言え屏風へ渡る梓川よりも冷たく無い?みたい。
先行した伊達さん、待ち時間を利用しフライ一投。直ぐに一匹目ゲットする。サ〜スガ〜釣り師だ〜、、、、。
この様に遊びながら、余裕を持ちながら、「行ける」ほうが楽しいし=安全で有ると思っている(持論)。スタート直後は平凡な河原歩きが続く、しばらく行くと右手から小谷が、、、、これが熊の沢。泊適地を探しながら更に歩を進める。小雨が来たり、止んだり、と成る。増水対応、快適性(平地)、水確保を満たす場所に到達し、設営する。釣り師は計2匹を収穫。それらを肴に遡行第一夜、焚き火を囲み宴会?開始となる。残念ながら、、、、雨となり、(雨に当たると寒い)。早めのお開きとする。夜中には雨も上がり星が見え出す。


13日
  しばらくの遡行で核心部に至る。まず偵察にと、背の高い伊達さんにお願いする。(背が高い分、深さにも強い?。)少し泳いだが難なく対岸へ、、、、。エ〜これが核心???ナノ、、、、?。小屋のオヤジの話から「命懸け」?を予想して居た者(私)にとっては、、、、肩すかしの感有り。安全のためロープ使用は、したが、皆ザック背負いのまま難無く突破する。とは言え首まで浸かって泳いだので「寒〜イ」。ホットコーヒーで一服する。その先も絶景ポイントの数々。自然造形美を感動、感嘆?の連続で、、、通過。この日は晴れ、太陽が出れば泳ぎも苦にならない。影に入ると寒〜い。予定泊地(立石奇岩の少し手前でテント(津久井さん持参)ツェルト(伊達さん持参)を張る。


14日
 遡行図では懸垂下降と有る部分に到着。我々は(一般シロウトとは違ウノダ!。、、、?)直進遡行を建前として居る?(勝手に私が決めているだけ、、、で〜す)。高巻きせず直遡に挑む。磨き岩のトラバース。手掛かりは極少ない、、、、。下は白渦の激流。まず敏さんが成功。続いて津久井さん、足を滑らした、、、、!落ちた〜、、、!。落ちたらひとたまりも無い即下流へ運ばれる。しかし此処は、大峰東の川などとは違い滝は無い。流されても滝に落ちる心配は無い。10〜20メートルも流されれば立ち上がれる深さ、、、、(とはいえ可成りの水量、強流で有る。)だから上手くいっての話、、、、です?。だが、そこは我々の強み。直ぐ助っ人が手を差し伸べて救助?してくれる、、、、。次は久保さん、同じく流されていく〜。日置が「ザイルを張ってやる」と大口を?叩き?、3番目に挑戦。しかしあえ無く水の泡、、、水中の人となる。幸いザイルを付けているので引き上げはいたって簡単?。大いに楽しませて貰う。最期に伊達さん、、、彼もあえなく水の泡となる。私は拍手してしまった(ゴメン他人の不幸を?喜ぶ悪い癖?ナノデス)。此処で重大事;大損失発生。釣り師の竿も水の泡と、、、、一緒に消えて仕舞ったのだ。(結論、最終全員トラバースに成功し突破した)。その後も絶景を楽しみながらわざと難しいトラバースや、強流を選んで、遊びながらの進行、薬師沢小屋へは昼前着。大休止。違法?だがビールを1本買って、分けて飲む。と同時に今夜宴会用をゲットする。此処には1,200円で1リットル缶有り。500ccは700円、350cc500円です。計4.5リットルも確保して仕舞った。小屋より2時間の遡行で赤木沢出合い。絶景ポイントの一つで有る。そこから本流を少し遡った処が泊り所「兎平」。お花畑だ。(テント)張り跡が無ければ、自然保護の立場から躊躇するかもしれ無い、、、?。焚き火跡も有ったが、久保さんの進言により自然保護の観点から本日は焚き火なし。宴会終了間近雨となり、段々強くなる。皆テントの中へ退避し寝袋に入る。


15日
 雨。朝から雨の中寒〜い。赤木沢に入る。すぐ綺麗なナメ滝が現れる。昨夜からの雨で水かさが増して居り、滝は一段と素晴らしい。通常は快適な遡行が楽しめるであろう、ナメも、足をすくわれるくらいの強流になって居る。しかし上廊の強流に比せば論外。我々は直登を旨とし?遡行する。寒い中、シャワーを浴びながら?楽しむ。大滝以外はすべて直登した。だが胸までの淵は寒さで辛い。大滝は増水で圧巻。今日は得難い特典付きなのだ。快適なナメを延々と遡行し、最終草原へ突き上げる。雨は上がらず寒いし、見通しは悪い。稜線着、左は終了と敢闘を祝す。予定していた薬師岳は「天候悪し」、で次回廻しとする。太郎小屋で一服後、折立へ下る事とする。折立キャンプ場で1泊し、朝一のバスで有峰口へ=地鉄で、冨山へ出、食事後帰阪の途に着く。これで夏期山行は無事終了となる。下界はまだ暑いナ、、、、、          終


(日置)